どこで咲くのか?
少し意味深なテーマですが今週は選手レベルのお子様の指導が多く、それぞれのレッスン時に思ったことでした。
某スイミングクラブに通う小学4年生の男の子は身体が大きくとても練習熱心ですが、まだまだ公認大会の出場を目指す選手の卵です。
最近は習い事も低年齢化してきて、未就学児で4泳法を習得していることも珍しくはない時代です。
では、小学4年生でまだ大会に出れないその子にもうチャンスはないのか?
小学生になって習い始めたのではもう遅いのか?
そんな事をたまに考えます。
私はその子の母親に
「○○訓君は身体も大きいし、今すぐは無理かもしれないけれど一生懸命練習を頑張ったら中学生、高校生になった時にきっと活躍できますよ!」
こう言いました。
実際にフォームはとても綺麗ですし、まだまだトレーニング要素をたくさん残しているので適当に言ったわけではありません。
「諦めないで頑張ります」
その一言が聞けて一番嬉しかったです。
可能性を信じて諦めなければきっと夢は叶うって事を、これからの子供たちにレッスンを通じて伝えられたらいいなと思います。